2004年、暑中見舞い超短編SS 肝試しで、ポポリナペペルト(特に意味なし!オチもなし!)♪ それは、小学生最後の肝試しが秋山寺で行われた日のことであった。 「まさか、こんなことになるなんてぇぇぇぇぇッ!?」 お寺の小坊主(どえらく失礼)信秋くんは、いつもの絶叫を上げると手を合わせた。どこ からか[チ−ン♪]という音さえ聞こえてきそうなほど、はまっていた。 去年、どえらい事(も〜っと!!どれみ♪井戸ユウレイの回参照)がおこり、MAHO 堂のメンバーと小竹、木村、矢田、新SOSトリオ、新コンビの小倉&杉山くらいしか参 加者がいなかったのである。女子は新メンバーといえば巻畑山ハナくらいで、前回参加し ていた女子もみな不参加であった。 「ま、短編ということで・・・」 (はっちゃけたぁぁぁ!)×全員 と信秋クンのフォローは一切無視の方向で進んでいた。 「信秋くん・・・・」 ただ一人、MAHO堂以外の参加者は佐藤なつみ。お隣さんが教会で信秋の幼馴染。リア ルで存在したらちょっと怖いエクソシスト(悪魔払い)な女の子。 「それでは、怪談ははしょってグループを決めて肝試しです♪」 思い思いのグループ(同性同士含む)で肝試しが敢行される中、お墓に響く可愛い 「きゃああああ!」 っていう悲鳴や 「オケケケケケケケッ」 というちょっと近寄りがたい雄叫びや、はたまた 「マジョリカマジョリカマジョリカマジョリカマジョリカマジョリカ」 というような変わった[呪文]まで流れ出した始末。 「あれ?ハナちゃんがいないよ?」 「オケケケケ・・・」 MAHO堂のリーダー、どれみが周りを見回す。確かに一番最後のグループとはいえ遅 すぎる。答えを求めようとしたはづきは完全に[デキ上がって]いるためどうにもでき ない。 「どれみちゃん、おんぷちゃんがついてんのや。大丈夫やって」 「そうそう、心配いらないよ」 あいこと心臓をバックンバックンさせているももこが、どれみの不安を和らげた。 「最後の巻畑山さん達が戻られましたよ・・・」 「あ、ホント〜・・・・・・・」 信秋の声に振り向いたどれみの表情が凍りついた。 「ど〜れ〜み〜♪ハナちゃん達ちゃ〜んといってきたよ〜♪」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 ハナが元気よくブンブン腕を振り回してみんなの下に帰ってきた。その姿をみて、皆の 表情が固まり、腰を抜かす者、恐怖に引きつる者、失神する者まで現れた。 「ど〜れ〜み〜♪」 めっちゃ楽しそうに手をブンブン振り回すハナ。その横でグッタリとしているのは瀬川 おんぷ。そしてその後方には・・・・・ 「ウォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!」 魑魅魍魎、百鬼夜行、あぁもぉ!怪物&真夏の幽霊どんとこい!といって感じで多数の [いらないお客様]を引き連れていた。もちろん、おんぷは気絶しているのをハナが引 きずっているにすぎない。 「ウッギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!」 皆、走った(信秋となつみもだ)!怖かった!捕まったら何されるかわからなかった。 そして心に誓うのだ。 [もう2度と、肝試しなんてしねぇ!!] と。 「あ〜あ♪今年も楽しかったわぁ♪」 墓地と教会の真中にある古井戸で一人の女性が微笑んでいた。井戸ユーレイ、水が美 味しいからという理由でこの地方に住んでいるオバケ。それが井戸ユーレイの悪戯だと 気づいたのは、どれみが卒業した後だったという。